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雨の八ヶ岳

朝起きると辺りは雨。雨の中でのテント撤収はしんどいが山全体がイキイキしている。過去に八ヶ岳に登っている時に何度か雨に降られたことがあるが、とても神秘的な情景になる。
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そして雨の中のハイクも気持ちいい。地面が少しぬかるんで歩くたびにギュッギュッと音が鳴る。
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いままで姿が見えなかったキノコもいい感じ。
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そして下山するに近づいて陽が出てくる。これも気持ちいい瞬間。
そして終始体調が悪そうだった嫁さんは妊娠していた事が発覚。ここからしばらく家族での山登りはご無沙汰となりました。
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テーマ : アウトドア
ジャンル : 趣味・実用

1年ぶりのブログ

しばらくブログを放置してました。JMTを歩き終えたのが2012年9月、最後に更新したのが2013年9月。先日地元群馬に帰った際にBuena Vista Cafeにお邪魔した。その時マスターがこのブログを読んでくれていて感想を聞かせてくれた。あまり人に教えていないし、備忘録的に書いているブログを読んで頂けたのが嬉しくて久しぶりに更新してみよーかなと思いました。

実は1年前からかなり体重も増えて、かつ2人目の子供が産まれて野外に遊びに行く機会がめっぽう減っている。やばいなーと思っていたのでこのブログ再開をきっかけにもっともっとフィールドに出れるといいなぁ。

JMTから帰った直後の9月末頃、日本の山が急に恋しくなり親父とおかんを誘って家族総出で登山。
今回で5回目になる八ヶ岳から。記憶が曖昧なのでダイジェストな感じで。
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おかん、久しぶりの登山で気合いが入る。
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JMTの時は山盛りで限界すれすれだった山と道のバッグも今日は余裕あり。
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たぶんあまり雨が降ってなくて枯れ気味の雨池。
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だいぶゆっくり歩いてキャンプ場について一緒にセッティング。
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オポもだいぶ熟れてきた感じ。
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ヨセミテ公園で買ってきたGO CLIMBのマグカップで乾杯!(クオリティは悪い。)
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6日目 再びヨセミテバレーへ

朝はゆっくり目覚める。今日でヨセミテに戻らなくてはという寂しい気持ちと、もう歩かなくていいんだという安堵の気持ちもある朝だった。突き抜けるような晴天の中、トレイルとは異なる人気のある騒がしい音がする。ハイカー専用のキャンプサイトの為、各々がどこかに向かう準備をしている。

実は昨晩初めて熊が出没したのだった。奥さんに起されて耳を澄ますと、遠くから『Go away!!』という叫び声と食器を叩く音が聞こえた。しばらくすると声が聞こえなくなるが、また別のテントから威嚇の声が聞こえてくる。だんだん近づいて来るのが分かっていたけど、あまりにも眠すぎてそのまま寝てしまった。
朝奥さんに尋ねると、こちらのテントまでは来なかったらしい。全く頼りなくてすみません。


コップを取り出し焚火台の脇に置く。昨晩買った牛乳を注いで飲む。海外(欧米)の牛乳はビタミンなどの栄養分を加えてあるモノが多く、日本の牛乳とは少し違った味がする。学生の時にニュージランドを旅した時も、こんな味の牛乳を飲んでいたことを思い出して懐かしい気持ちになった。

しばらくするとポテも起きてくる。靴をはかせてあげて牛乳を一緒に飲む。バナナを食べる。ポテにとってはなんら変わらない朝を迎えている様に見える。奥さんも起きてきたので、今日は率先して朝ごはんの準備を始めることにする。たっぷりの果物を細かくカットしてマグカップに詰め込み、ヨーグルトを混ぜる。いかにもアメリカらしい大きなパンをカットしてブルーベリージャムをたっぷりと塗って食べる。不思議と疲れは無く、あまり会話がないまま淡々と食べた。トレイルを歩き終わった達成感と充実感で言葉が出ない感じだった。

朝一の一杯。
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ポテも起きてきて一杯。
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バナナを食べながらあったまるポテ。
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ママとひたなぼっこタイム。
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朝ごはんを食べ終えると、ヨセミテに帰る為のバスの情報を得るために売店に向かう。ハイカーズ用のキャンプサイトは売店から一番遠いところにある為、5分程度歩くことになる。売店にはドレッドやロン毛のハイカーがたくさん集っていた。そのほとんどが裸足で店内を歩きまわっている。バスの到着まで1時間30分程度かかるため、テントサイトにもどりポテも昼寝を始める。

初めは飛び回っていたけど、、、
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すぐにお昼寝。
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荷物をまとめてキャンプサイトを後にする。本当に無事に歩くことができて良かった。特にポテは高山病や連日のテント宿泊などで体調を壊すのでは無いかと不安だったが、全く不調な様子は見せずに終始ご機嫌で飛び回っていた。タフな息子で良かった。
バス停で待っているときに、年配のハイカーに話しかけられた。彼(名前は忘れてしまった。)はJMTを4会も走破しており、現在はPCTをセクションハイクしているとのことだった。日本人と結婚した親戚がいるらしく、とても親近感をもって話してくれた。日本は地震や原子力事故で大変な状況になっていることをとても心配してくれた。そんなベテランのハイカーの彼も、こんな小さな子供を連れてきた外国人ハイカーは初めて見た、グットジョブ!と言って笑顔でハイタッチをしてくれた。職業は教師をしているらしく、アメリカのスルー&ロングハイカーには教師がとても多いとのこと。また、来年歩きたいと思っていることを伝えると、是非来いよ!待ってるよ!と固い握手をして別れた。でも、もう少し英語を話せるようになってな!って。

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タイオガロード120号線を下ってヨセミテに戻る。途中テナヤ湖の脇を通ると、たくさんの観光客で賑わっていて中には水着で泳いでいる人もいた。ふr冬には水面に張った氷の上をスケート出来るらしくヨセミテ近郊でもアクティビティな場所となっているようだ。※Tenaya Lakeで画像検索すると一杯出てくる。

1時間少しするとヨセミテバレーに到着し、バス停で降ろされる。心配だったのは本日の宿泊先だった。一日目は偶然にもCAMP4に泊まることが出来たが、そのほかのキャンプ場はすべて空いていなかった。急いで駐車場にレンタカーを取りに行き、キャンプ場を探すがどこも一杯。仕方が無くバレー内を何度も何度も車で周った。すると運が良かったのが、先ほど来たときは一杯だったハウスキーピングキャンプ場(Housekeeping Camp)に空きが出たようだった。(駐車上入口にある看板の満室の点灯が消えていた。)

ここは正確にはキャンプ場では無く、コンクリートで囲われて入口をキャンバス生地のカーテンで仕切っただけの仮設キャンプサイトの様なところだった。中には2段ベットが2セットあり、受付を終えてからランドリーにて毛布や枕を貸してもらえる。3日ぶりにシャワーを浴びて、綺麗な体になってベットに横になった時の至福感は忘れられない。ポテも久しぶりのベットにとび跳ねながらはしゃいでいる。やっぱりテントは疲れたのかな。感じたのは、いままでのCAMP4やトレイル内のキャンプサイトと異なり、どちらかというと中国系や南米系などの人が多く、ハイク中に出会ったアメリカらしい白人はほとんど見当たらなかった。ヨセミテ内でも場所によって全く空気感が異なる。

ホットドックは激うま。
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Housekeeping Campはこんな感じ。ヨセミテバレーの奥の方にある。
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再びポテは昼寝。疲れてるんだなぁ。
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お風呂に入れなかった小さな手。
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そして、楽しみにしていたお土産タイム。これがすごくテンション上がる!本気アウトドアの商品ではなく観光客目当てのお土産が多いのだが、日本のアウトドアショップでは決して見かけることがないモノがたくさんあった。機能的には3流の温度計やカップ、キャップからステッカーなどもyosemiteロゴが入っているだけでどことなくカッコ良く見えてしまい、大量に買ってしまった。個人的に気に行ったお土産は以下の4つ。
お土産なんて無理して買わなくても、今の時代どこでも買えるでしょ、、と思ってしまうが、これが意外と買えない。もっと買っておけばよかったと思うモノもたくさんあった。

①yosemiteトランプ おそらくこれは日本では見たことない。キャンプをしながらこのトランプでゲームとかお洒落すぎる。そして豪華にもデザインはすべて異なるヨセミテの素晴らしいビュー。嬉しすぎる。
②yosemiteバンダナ 日本でも売っているが、ヨセミテの地図がバンダナになっている。でも現地で買うと安い!
③yosemiteステッカー 種類も大量にある。探せばかなりカッコイイデザインもある。
④オリジナルまな板 帰国後に最も活躍するキャンプ道具となる。クール!!
※ちなみに、食べ物系は全滅。

熊の人形を離さずにレジまで持っていく。気に入ったらしい。
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夜は久しぶりにビールで乾杯!
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ポテは寝るまでくまちゃんを離さなかった。
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5日目 最高のランチ

やはり朝は一番早く目が覚めた。テントから出て、あぁ、こんなところにテントを張っていたのかと。このサンライズキャンプ場にもトイレがあるので、キャンプ場をフラフラしながら向かってみる。かなりの筋肉疲労があり回復が追いついていない。足が思う様に動かない。
トイレはとても綺麗で、女性にも快適に使えそうな仕様。

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朝日が昇るまで1時間程ある。サンライズと呼ばれるキャンプ場なので、なんとしても日の出を見たかった。
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まだ周囲のテントから誰も出てこない中、アルコールストーブでお湯をわかす。
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徐々に太陽の光が見えてくる。
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あぁ、天国にいるようだ。
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奥さんも、もそもそ起きてきた。
昨日はつらかったね、なんていいながら。ゆっくりとした二人の時間。
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サンライズ湿地帯が全体が照らされていく。
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その後、ポテも起きてきたので30分くらいかけてキャンプ場内を散歩。今日は最終日。出発はゆっくりでもいい。patagoniaのBaby Reversible Puff-Ball Bunting。体全体を包み込んでくれるので、標高2800mを冷え込んだ朝も快適。

さすがにお腹がっていたので、昨晩の残りのヌードルを食べるが冷たいし伸びきって美味しくない。奥さんには申し訳ないが、お米を炊いてふりかけご飯とお味噌汁で朝飯にする。

減今日は最終到着地点のトゥオルムメドウ(TUOLUMNE MEADOWS)まで歩けばいい。そこには売店もあるし、美味しいホットドッグもあるらしい。夢は膨らむ。この素晴らしい景色をもっと歩きたいと思う反面、ちょっとゆっくりしたいという気持ちもある。

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出発前には太陽が上がり、気温が高くなってきたため脱がす事に。
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ブルーの袋はパックに入りきらないオムツ。ウンチは重くて臭うので、オムツ交換の度に土に埋めた。(もちろんトレイルから離れた場所で。)
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今日もゆっくり9時頃出発。日本の山では日が出る前に出発が当たり前だけど、ここ(アメリカのトレイル?)では皆比較的ゆっくりとした朝を過ごす。大勢のパーティーもほぼおらず、それぞれのハイカーがテントをしまう音だけがかすかに聞こえる。とても静か。

昨晩テントの設営を手伝ってくれたハイカーにお礼を言いに行った。昨晩の到着は遅くて大変だったね。今日も頑張って!と優しく声をかけられる。ポテも笑顔で答える。

出発前に今日のルートを再確認。お昼頃までにカセドラルパス(Cathedral Pass)までに到着する事が目標。地図を見る限り、平坦な道とゆるやかな道を交互に繰り返していくイージーなルート。昨日とは大違い。カセドラルレイクからはゴールまでほとんど下りのコース。

キャンプ場の入り口では管理事務所や売店らしきものもあった。昨晩は暗すぎて気づかなかったが、日中はコーヒーなどが購入できるみたいだ。
キャンプ場を出るとカラカラに乾いた湿原が広がる。本来であれば水が豊富にあるJMTではこのような湿原が所々広がっている、 のはずだが今回のハイクで見れることはなかった。その代わり、皆が悩まされる蚊には遭遇することがなかった。

メドウを歩いている間はとても気持ちいい。標高3000m近くで広がる平地を一本のハイクルートに沿って歩いていく。実は3日目に始めてCW-Xを履く。日本では一般的になっているハーフパンツとテクニカルタイツの組み合わせはJMTではほとんど見ることなかった。不思議そうな目で見られることもあると聞いていた。また、乾燥した気候は生足がとても気持ちいいことから、ここまで全く履いていなかった。だが、昨日の披露が余りにも酷く、3日目はタイツのサポートを借りることにした。歩き始め足の疲労感はあったもの、それほど苦になる感じではなかった。明らかにサポートされてる感がある。さすがワコール。

まずは、カセドラルピークを目指す。サンライズを出てから北東方面に進むべき道の目印として見える 。今回のJMTで最も標高が高いポイントで3000mを超える。日本では考えれば八ヶ岳の赤岳山頂よりも高く、槍ヶ岳に近い。歩いていればポカポカ暖かいが、休憩中は少し肌寒い。僕はパタゴニアのフーディニを着て調度良いくらいで、ポテはフリースを着込ませた。

昨晩到着したときには気付かなかったが管理事務所らしきテントがある。
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平らな道を歩くのが気持ちいい
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太陽が雲に隠れると突然暗くなる。それがよりいっそうメドウを美しく魅せてくれる。
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嫁さんも今日は気分が良さそう。
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ただ、後ろから見ると山と道のバックにゴミ袋がぶら下げられて悲しい感じに。
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分岐点に到着。右に行くと湖に行く。
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この辺りからシカがたくさん出没する。ポテも喜んでいた。
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メドウの中でパシャリ。
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ここが今回のルートで最も標高が高いところ。
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ポテ、登る、転ぶ、立ち上がる。現在標高3000m越え。
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ピークを眺めながら徐々に下り始める。
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高山植物が少しだけ生えている。ここでは標高3000m近くでも木々が生育している。
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最高に眺めが良い。
ピークを超えると次第に湿原が見えてくる。今年は特別に水が少ないらしいが、かすかに湿原が残っていた。本来であれば多くの植物が 残っていることを考えると、また別の機会に歩いてみたい。

湿原を抜けると、まさにJMTらしい景色が広がる。カセドラルレイク に到着。透き通った湖と突き抜ける様に高く青い空。

予定通りに到着することができたので、ここでランチをすること。 僕らが到着した時には誰もいなかったが、その後2〜3組のハイカーが同じ様にお昼休憩にやってきた。また反対方面のトゥオルミから日帰りハイカーもやってきた。

後は下るだけなので心理的にも余裕があったのか、一時間半ほどゆっくりと休憩することができた。ポテもここぞとばかりに湖岸を走り回っている。 一応フライロッドを出してみるが、投げ込む事無く終わった。全然魚がいる気配は無さそうだし、何よりもこのすばらし景色でゆっくりとくつろぎたかった。あぁ、来て良かった。

徐々に下るカセドラルレイクに向かう道。
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これぞJMTらしい素晴らしい景観。あぁ生きててよかった。
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お昼はパスタ。これは最高に美味しかった。
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後は下るだけなので、ポテとゆっくり湖の周りを散策。
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ここでテントを張って寝れたら気持ちいんだろうな。と思いながら出発。
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さようなら。
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それからは、もうひたすら下りのトレイルになる。今まで蓄積してきた膝や太ももの疲労の為か足が進まない。それでも、やはり下りのペースは早く予定していた時間よりも少し早くトゥオルミメドウに到着した。
ヨセミテのセンターで教えてもらった、ハイカー専用のキャンプサイトに向かう。ここは早い順の為、空いているか不安だったがキャンプサイトの一番奥に幾つかのスペースがあった。ここのサイトだけはバックパッカーだけの場所。管理人が居ないため、テントを貼るキャンプサイトのナンバーを封筒に書いて、その中に5$(1人)を入れて備え付けのボックスに投函するだけ。そして、キャンプサイトナンバーが書かれた杭に、お金を払ってますよ!と書いてある封筒の切れ端を置いておく。見回りに来ているか分からないけど、これでお金を払っているかどうかを確認しているらしい。

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たった2泊3日のトレイルが終わった。疲労と安堵からかなかなか立つ事ができない。重い腰を上げて、売店で炭酸飲料や牛乳、フルーツなどを買い込む。道中水不足で悩まされたので、炭酸が飲めるのが本当に嬉しい。

そして夜はビールで乾杯。
その日はまたまた夕飯を食べるとすぐに寝てしまった。1人残された奥さんは、ゆっくり星空を眺めながらお酒を飲んでいたとさ。


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テーマ : アウトドア
ジャンル : 趣味・実用

4日目 リトルヨセミテからサンライズまで 〜魔のスイッチバック〜

朝、周りのハイカー達の足音で目が覚める。みな朝食や出発の準備をしている。ハイカー達の朝は早い。僕らは寝坊気味。

それでも時間は6時半頃で出発までには時間があるので、フライロッドを持って川まで行ってみることにした。朝日があたる水面はダイヤモンドの様に輝いている。ささっと毛鉤をつけて、水面にキャストする。ボーっとロッドを降ろしながら、少し涼しい朝を満喫する。この時間を持ちたい為に、他の荷物を削ってまでわざわざフライロッドを持ってきたのだ。それから何度かフライをキャストする。川岸は海岸の様な小さな砂浜になっていて、気持ちよすぎるので座りながらやっている。魚の反応は全く無い。やっぱり釣れないかぁと思いながらも、フライボックスからオレンジ色の毛鉤を取りだす。

日影になり、今度はエメラルドグリーンの様な色に変化した水面に投げ込んでみる。7時半までやろうと決めて、しばらくボーっとしながらフライを投げてみたり、ねそべってみたりしながらJMTの朝を満喫する。全然釣れない。

でも、最高の瞬間。
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1時間ほど川岸で過ごし、テントサイトに戻る。2人はまだ寝ている。しばらくすると奥さんは起きてきたが、ポテはまだ気持ち良さそうに寝ている。ドライフードで簡単な朝食を済ませることにする。暖かい食事は本当に体が温まる。ポテも起きてきて家族そろって食事をする。メニューは、おかゆにワサビのふりかけ、そして味噌汁。純日本的な朝食。

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隣には大型のブルースウイルスがいる。かなり大きい。
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食事を食べた後、今度はポテを連れて川まで散歩。他のハイカー達は既に出発している。早く出発したいところだが、出来る限りポテを優先させるために、たくさん遊んであげる。20分程度のお散歩してから出発することになり、時計は9時を回っていた。
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そして、リトルヨセミテキャンプ場を出発。到着したときには気付かなかったが、キャンプエリア(といっても明確に区切られているわけではない。)は結構広い。誰もいなかったが監視小屋もあり、トイレも整備されていた。ゆっくり歩くペースを上げていく。というのも、この2日目が何かあったときに引き返すことができるルートだった。ポテが熱を出したり体調を崩した場合は速やかに決断して体力のあるうちにヨセミテに戻れる様にしなくてはいけなかった。

そして最も標高差がある一日。リトルヨセミテの1880m近い標高から一気に2860mのサンライズまで歩かなくては行けない。途中でキャンプすることも考えたが、そうすると3日目にトゥオルミメドウに到着するのも難しくなる。何としても歩き切らなくては行けない日だった。そして、問題の2点目は干ばつの為にサンライズで水補給が出来ないということだった。楽しい山のぼりながら、どこかそわそわしていた。

歩き始めはとても爽快だった。標高が高い為に気温も上がらず観光客もほとんどいない為に家族だけのトレイルだった。途中ハーフドームを横目に針葉樹林を抜けると、開けた稜線に出ることが出来た。シネラネバダの山脈を見渡すことができ、アメリカに来てから一番の景色、最高。

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緩やかな登りだったが、かなり体力を消耗していた為休憩の度に仮眠を取っていた。
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ようやく水辺にたどり着く。まだまだ水はあったがどこが補給ポイントか分からない為、とりあえず満タンに汲む。すごく透き通っていて綺麗。そしてバックパックを降ろして、ここでランチ。
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水量も無い小川だが魚の気配あり。
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その後もゆるやかな登りは急登に変わりペースもだんだんと落ちてくる。ここで嫁のペースが一段と落ちる。かなり辛そうだ。もう、まるでカメの様なペースで話しかけてもウンともスンとも言わない。まずい。まだ御昼過ぎなのに、既に予定から1時間~2時間近く遅れていた。

加藤さんの本にも、リトルヨセミテからサンライズの登りは最もつらい登りだと書かれていた。加藤さんは、木々をかぎ分け森そのものを楽しむことと野生小動物と出会うことでつらさをやわらげていたようだった。それを思い出し、少し歩いては木を見上げてやばいね~と言ってみたり、小動物を見つけては背中にいるポテとキャッキャしてみたが、嫁は完全にドクロマークが出ていた。

まだ奥さんいい感じ。
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まだ余裕のスマイル。
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歩く。
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あるくあるく。
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眺める。そして脇にはオムツ袋。山と道のバックパックが台無し。
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ここが最後の水の補給場になる小川。アメリカ人ハイカーが教えてくれた為、余裕をもって水を汲みとる。sunrise creekとJMTの交差地点。
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ドクロマークの嫁さんの負担を出来るだけ軽くするため3Lの水タンクに加え、さらに両手に4L の水を持つ。おそらく両手に水持ち子連れの日本人は初めてじゃなかろうか。
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でもここからがまだまだ地獄ののぼりが待っていた。
後から聞いたのだが、奥さんはここで発狂しそうなくらい辛かったらしい。よく頑張ったよ。
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死相が出ている。
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私も疲労がピークに来て天竺に行ってしまいそう。水が重い。
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そして日が落ちかけてきた20時頃にようやくサンライズキャンプに到着。乾ききった湿原を歩いていると、夕陽を眺めるハイカー達がたくさんいた。

うす暗くなったキャンプ場にヘッドライトをつけて到着。国内でも肝に命じていたのだが、暗くなってからテントの設営場所を探すのは本当に大変。絶対に避けないといけないこと。以前、自転車で東京から京都まで旅した時に琵琶湖のほとりでテントを張った。22時くらいで人気の居ないポイントを狙ったはずだったのだが、朝起きたら釣り人に囲まれていたなんてこともあった。

画像を補正しているので分かりにくいが、すでにサンライズはかなり暗い。
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でも夕焼けで湿地帯が輝いている様子はまさに天竺。
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恐れ多いながら、夕食を終えてまったりコーヒー飲んでるハイカーに、テントを貼れる場所を教えてもらいながらキャンプ場を進んでいく。キャンプサイトの入口から奥へ奥へ進んでいくと、年配の女性ハイカーが驚いた様子で駆け寄って来てくれた。ポテの事を心配してくれて、面倒を見ててあげるからテントを設営しちゃいなさい!と言って、ポテを抱っこしてくれた。そのハイカーの友人達もヘッドライトで照らしながら、僕らがテントを設営するのを手伝ってくれた。ありがたや。

いま思うと、小さな子供連れで夜20時過ぎの到着はかなり無謀だった。水もあるのだから、もっと手前でキャンプするべきだったのだが、ゴールが見えない不安から歩き過ぎてしまった。テント設営を終えると、ポテを抱っこしてくれていたハイカーにお礼を告げて、夕飯の支度をすることにした。だが、余りの疲労から自分だけ何も食べずに寝てしまい、奥さんとポテは二人でお月さん見ながら仲良く夕飯を食べたとさ。ごめんさい、水重すぎた。
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オポはキャンプ場でもハイテンション!
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magesum

Author:magesum
家族で楽しめるハイクを模索中。JMTセクションハイク中。

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